軽トラからスーパースポーツまで、自動車ならなんでも好きな元塚です。

スズキスペーシア、スズキならではの軽量設計で、このクラスではトップの軽さ(850㎏)を誇ります。同じスーパーハイトワゴンのベストセラー、ホンダN-BOXに比べるとなんと100㎏も軽く、燃費や走りの良さにつながっています。

しかしスーパーハイトワゴンを選択する人が最も重視するのはなんといっても室内の広さ

軽自動車といってもガマン車はイヤだ!というユーザーが多いことが人気につながっているのでしょう。

今回はスペーシアの室内についてチェックしていきます。

【スペーシア:運転席】

運転席にはアームレストも付き、ハイトアジャスターも装備、ステアリングチルト機構もあるのできちんとポジションを合わせられます

小物入れも豊富で、スズキ伝統の助手席アンダーボックス(バケツにもなる)は健在。ここも実は技ありで、外したヘッドレストがすっぽり入ります

ヘッドレストを外して助手席を後ろに倒すと後席とつなげてフラットにすることができるので、その際にはここにしまいましょう。

ステップは前川がえぐられているので低く、足運びがしやすいよう工夫されているのもポイントです。

 

【スペーシア:後席】

ダイブダウン式の後席は座面が短くなりがちですが、スペーシアは膝裏をしっかりサポートする長さを確保しています。

フロアから天井までの高さは1375㎜と子供なら立ったまま着替えることができるので子育て中のお父さん、お母さんは後席に座ってみれば、即、購入を決めてしまいそうです。

左右独立のスライド機構(170㎜)も装備し、またリクライニング調整も左右独立で可能です。

ドアの内張り部分には後席用のボトルホルダーも設置されています。

開口部は広く、ステップの高さは340㎜と低く乗り降りが非常にしやすいのが特徴です。

 

【スペーシア:荷室】

ラゲッジルームはスクエアで非常に使いやすい形状です。荷室は高さもあるので、後席スライドを一番後ろにした状態(奥行330㎜)でも十分なラゲッジは確保しています。

後席に人が座れる状態で前にシートをスライドすれば奥行きは550㎜まで広くなります。

後席を倒すと奥行きは1400㎜まで一気に拡大し、幅も890㎜、高さは1100㎜となるので27インチの前かご付き自転車もそのまま搭載できるほどです。。

 

【まとめ】

スペーシアの室内はホンダN-BOXやダイハツタントの2トップほどではないですが十分以上の広さを誇ります

これで低燃費と、もっと販売台数でトップの2車に追いついてもよいはずですが、ちょっとインパクトに欠ける部分があるのが災いしているのかもしれません

しかし機能面では非常にバランスのとれたおすすめの一台です。



たくや

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