軽トラからスーパースポーツまで、自動車ならなんでも大好きな自動車ライターの元塚です。
スズキソリオ、コンパクトなボディからは考えられない広い居住空間が大好評ですね。
ちょっとスポーティなデザインのバンディットも追加されていますが、とはいえどうみても走りが得意そうな形状には見えません。
「広いのはいいけれど、遅いのはちょっと…」と内容にひかれながらも、どうしても走りが気になるのが車好きというものでしょう。
今回はスズキソリオの走行性をwebの口コミやインプレから拾ってみました!
【スズキソリオの走行性能:エンジンは?】
ソリオのエンジン排気量は1.2L一種類ですが、標準仕様とマイルドハイブリッド、そして新たに追加されたハイブリッドの3種類となります。
このうち、標準の1.2Lは価格は安いものの装備も貧弱で、どちらかといえば営業車向けのグレードといってもよいもので個人で購入される方は少ないと思われますが、1tを切る比較的軽量なボディのおかげもあり、想像以上に活発に走るのが印象的です。
一般のユーザーが購入するであろうマイルドハイブリッド仕様ですが、マイルドというだけあってモーターの力強いアシストまでは期待できません。
口コミやインプレの印象を見る限りでは標準車との差はそれほど大きくないようですが、アイドリングストップからのスムーズな移行は高い評価を受けています。
ハイブリッド仕様はさらにモーターのアシストが追加されますが、パワーを上げるのではなく燃費を向上させる方向のセッティングとなっているのでものすごくパワフル、というより「過不足なく走る」という印象です。
【スズキソリオの走行性能:変速機の特徴】
ソリオに新たに追加されたハイブリッド(ストロング)仕様ですが、実は変速機がこれまでの標準車やマイルドハイブリッド仕様のCVTに代わって、アルトなどに採用されている5速AMT(マニュアルミッションをベースに変速を自動化したもの)が組み合わされています。
シングルクラッチ式のAMTは低速域でのクラッチのつなぎ方や変速の制御が難しく、ドイツ車やイタリア車に採用されいてるものは、結構低速では扱いづらかったりすることが多いものです。
特に変速比が離れている1速から2速への変速では、免許取り立てのドライバーのようにギクシャクしたものになりがちです。
ソリオは先にアルトで経験があることに加えてモーターとの連携がうまく、まるでトルコン式ATやCVTのようにスムーズな変速を可能にしています。
【スズキソリオの走行性能:足回りは?】
軽量なボディはフットワークにも良い影響を及ぼしています。
パワーステアリングのアシストが多くて軽めのステアリングは日常領域での身のこなしの軽快さにつながっています。
ただし中速域~高速域についてはもう少しはハンドルの手ごたえを感じさせるぐらいに重めにした方が良いという意見がありました。
ステアリングが軽めなのでどうしても思ったよりもハンドルを切りすぎるという傾向があるようです。
とはいえ、扱いやすさは一級品でしょう。
【まとめ】
ソリオ、見た目からは想像できないぐらい、走りは軽快なようですね。
軽量ボディは動力性能にも直結するので、フットワークの軽さに高い評価を与えている意見が数多く見られました。
あとは直進安定性や横風への弱さをいかに解消していくかがカギとなりそうです。
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