軽トラからスーパースポーツまで、車ならなんでも大好きな自動車ライターの元塚です。
トヨタポルテ、デビューした時にはコンパクトカーながら、大きなスライドドアを備えた車として話題を呼びました。
初代はファミリー層を中心に人気を集め、二代目にバトンタッチしました。
しかし、そんなポルテの前に強敵が現れたのです。
それは、タントを始めとする軽のスーパーハイトワゴン。
いまや軽自動車の稼ぎ頭のとなったこれらの車は、顧客層がもろにポルテをかぶります。
もちろんポルテには普通車としての余裕がありますが、一方で軽自動車には維持費の安さという最大の武器があります。
どちらにしようか、迷った方も多いのではないでしょうか。
今回は、ポルテといわば身内(?)のダイハツ・タントを若い夫婦がファミリーカーとして使うなら、という想定で比較してみたいと思います。
【ポルテ対タント:広さでは?】
タントは軽自動車規格のため、横幅の面では不利なのは仕方ありませんが、それを除けば両車とも荷室よりも後席足元に思い切ってスペースをさいたパッケージングで、大人の男性でも脚を組んでさらに余裕がある広さを実現しています。
全高はポルテの方が1,690㎜、タントの1,750㎜に比べて低いことから、室内高さもタントの方が余裕があるかと思えば、実はポルテの室内高は1,380㎜とタントの1,365㎜を上回っています。
これはタントのフロア地上高が300㎜と、なんとタントの370㎜に比べて70㎜も低いためです。
このフロアの低さは乗り降りにのしやすさに直結します。
タントも軽自動車にしては、というエクスキューズなしに広い室内空間を実現していますが、ここはポルテの低床設計が僅差でリード、というところでしょうか。
【ポルテ対タント:価格は?】
ポルテの新車価格はFF車で、1,777,680円~1,926,720円となっています。
一方のタントは、おなじくFF車で1,220,400円~1,501,200円となっています。
※いずれも消費税込み
タントも軽自動車としては高い印象がありましたが、ポルテも結構高い…
やはりスライドドアはコストがかかるのでしょうか。
室内空間を考えれば、タントでも十分以上の広さですし、ターボであれば普通車とそん色ない走りを見せます。
なにより、タントには最新の安全装備であるスマアシ3が搭載されていることを考えると、ポルテの方に割高感があります。
【ポルテ対タント:維持費は?】
必ずかかる法定費用で比較してみました。
ポルテの自動車税は年間34,500円、重量税は45,000円(2年間)、自賠責保険は24,950円(2年間)となり、10年間の合計は694,750円となります。
一方のタントは、自動車税が年間10,800円、重量税は7,600円(2年間)、自賠責保険は26,370円(2年間)、10年間では合計277,850円とコンパクトカーの半分以下で済んでしまいます。
燃費はタントのターボでイーブン、自然吸気モデルであればタントの方が低燃費なので、維持費の面ではポルテに勝ち目はないようです。
【まとめ】
ポルテは二代目にモデルチェンジしてから、毎月の販売台数は伸び悩み気味です。
タントの登場以降、軽のスーパーハイトワゴンが販売台数を伸ばしていることを考えると、本来トヨタが想定していたポルテのユーザーが軽自動車に流れていってしまっている可能性は高いのではないでしょうか。
価格はともかく、この維持費の差を見ると「タントでいいんじゃない?」となってしまうのも自然に思えます。
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