軽トラからスーパースポーツカーまで、自動車ならなんでも大好きな元塚です。
ホンダN-BOXは軽自動車の枠を超えた広い室内空間に抜群の使い勝手で2011年のデビュー以来大人気のスーパーハイトワゴンです。
とはいえ、軽自動車の魅力といえばやはり経済性、なかでも燃費は維持費に直結するのでN-BOXの購入を検討している方には気になるところでしょう。
ということで今回はN-BOXの燃費に注目してみたいと思います！
【N-BOX：カタログ燃費は？】
カタログでのN-BOXの燃費はJC08モードで20.6km/L〜25.2km/Lです。
最も良いのは自然吸気の2WD、悪いのは当然4WDのターボ仕様となります。
セダンタイプやハイトワゴン並とはいきませんが、それほど悪くはないですね。
【N-BOX：実燃費は？】
webでN-BOXの実燃費に関する口コミなどを拾ってみましたが、かなり幅があります。
実際の燃費はシチュエーションや乗車人数、運転の仕方や当日の天候など様々な変動要因があるので前後のぶれはあります。
当然、ストップ＆ゴーが多く渋滞もある市街地では悪化し、郊外で信号が少ないすいた道や高速道路では良い値がでます。
よって、あくまで参考データですが街乗りで13～15km/L、高速だと20km/Lくらいのようです。
ダイハツがミライースを発表して以降、各社の軽自動車での燃費改善が進み、現在トップのスズキアルトはJC08モードで37km/Lをマークしていることを考えれば物足りなく感じるかもしれませんが、車体の大きや車重の面で不利なのでN-BOXにそこまで求めるのは酷でしょう。
【N-BOX：燃費は良い？悪い？】
カタログ燃費に比べてしまうと実燃費の数値は悪く感じられてしまいます。
しかし同じ軽自動車のスーパーハイトワゴンのデータを見ると実燃費ではダイハツタントで16.8〜22.4km/L、スズキスペーシアで19～25km/L、日産デイズルークスで15～21km/Lと、軽量設計のスペーシアが一歩飛び抜けてはいますが、格別N-BOXの燃費が劣るわけではないようです。
N-BOXは他社のスーパーハイトワゴンに比べて自然吸気エンジンであっても高回転、高出力を実現しており、さらに車重も重め（スペーシアより100kgも重い！）と燃費には不利な条件が揃っているのは確かです。
さらに軽のスーパーハイトワゴンは子供の送り迎えなど、街中で短距離、短時間の走行という最も燃費には厳しいシチュエーションで使用されることが多いので、それを考慮すれば仕方が無い結果だと言えるのではないでしょうか。
【まとめ】
かつて、軽自動車でも特にターボ付きのものはリッター10キロいけば御の字、という時代もありました。
現在でも設計の古い商業車ベースのスズキエブリイターボなどではJC08モードで16.2km/Lと下手をすれば2Lのミニバンなみです。
それを考えれば、この大きい車体、車重で実燃費15km/L程度を達成しているのは結構すごいことなのではないでしょうか。
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