軽トラからスーパースポーツカーまで、自動車ならなんでも大好きな元塚です。
ダイハツタント、販売台数でこそホンダN-BOXに遅れをとっているものの、スーパーハイトワゴンの元祖として安定した人気を誇ります。
人気の秘密はなんといっても圧倒的大容量の室内空間、軽自動車とは思えないほどです。
これだけの広さを活かせば、今流行りの車中泊もOKなのでは?ということで、今回はタントで車中泊をテーマに見て行きます!
【タント:居住空間データ】
タントの室内空間は次のとおりです。
室内長:2200mm
室内幅:1350mm
室内高:1365mm
長さは大人でも問題なし、幅はセミダブルのベッド(1200mm)よりも少し広いぐらいなのでよほど大柄な人でない限り、大人二人なら大丈夫でしょう。
スペースよりもネックになるのが前席のアレンジです。
運転席は後方にフラットになるまで倒れますが、助手席ではこれができません。
かわりに助手席は前側に倒してフラットにすることができますが、後部座席との間に大きな段差が生じてしまいます。
【タントで車中泊するには?】
後部座席はフラットになりますが、そのままでは前席との間に段差が生じるのと、固いのでマットなどを引いてやる必要があります。
マットにはアウトドア用品にある空気をいれてふくらませるエアーマットとホームセンターなどで売っている折りたたみ式のマットの2種類があります。
エアーマットはコンパクトですが、ふくらませるのとたたむのがちょっと手間です。
一方折りたたみ式のマットは手軽に展開できますが、かさばるのがネック。
もともとのスペースに限界があることからエアーマット式の方がおすすめです。
【タントで車中泊、これがあれば便利!】
さきほど見た通り、シートを倒しただけでは完全にフラットにならないため、その上にマットをそのまま引いても段差は微妙に残ります。
短期間であればこれでも良いのでしょうが、長期間で大人二人となるとちょっときびしい・・・そんな時に有効なのが組み立て式のベッドキットです。
簡単にいえばフラットにしたシートの上にボードを載せるためのもので寝る位置が高くなってしまいますが、タントの場合は天井も高いため、さほど問題はないでしょう。
その上にマットを引けば快適に眠れる空間が出現します。
【まとめ】
タント、スペース的には恵まれているので、あとは欠点(前席と後席間の段差)を補えってさえやれば車中泊にもってこいの車になるでしょう。
また、さらに本格的なキャンパーを目指すなら、ポップアップルーフを付ける改造もあります。
ポップアップルーフ内には大人二人が寝られるだけのスペースがあるので、車体部分と合わせれば4人での車中泊も可能になります。
また大人2人なら車体部には自転車やサーフボードといった大型のアウトドアグッズを搭載するといった使い方もできたりと、活躍の場面は多そうです。
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