軽トラからスーパースポーツカーまで、自動車ならなんでも大好きな元塚です。
トヨタパッソ、先代は正直言って品質面でも走りの面でもおすすめしずらい車でした。
見ても乗っても運転してみても「コストダウン」の文字しか頭に浮かばないという・・・
トヨタだけあってある程度は売れたのですが、市場からの評判は芳しくなかったようです。
先代の反省に立って、ダイハツが企画から開発、生産まで行った三代目パッソ、今回はそんなパッソの室内を中心に見て行きます!
【パッソ 運転席の広さは?】
最近はコンパクトカーといっても全幅は5ナンバーぎりぎりの1695mm、欧州車では3ナンバーサイズのものも多い中、パッソはきっちりコンパクトなサイズを守っています(全長/全幅/全高(mm)=3660×1665×1525mm)。
また前席は全グレードとも引き出し式のアームレスト付きのベンチシート。これはこのクラスでは唯一で、限られた全幅の中での広々感の演出に一役買っています。
ベンチシートと合わせて特徴的なのがインパネ。中央下部をカットしたような形状で足元の広く感じさせるだけでなく、運転席から助手席への移動が簡単に行えるようになっています。
着座位置は高めで見晴らしが良いのがポイント。シートの座り心地は柔らかめで女性に喜ばれそうな仕上がりです。
シートリフターはベースグレード以外に標準装備のため、たとえば家族用のクルマで運転する方が複数いる場合はLパッケージ以上を選択するようにしましょう。
【パッソ 後席の広さは?】
先代では後席の居住性が不満点としてあげられることが多かったようですが、今回のモデルではそういった不満はまず来なさそうです。
リクライニング機構が廃止されたのは残念ですが、足元の広さはかなり拡大され、広さで評判のホンダフィットと同等レベルまで向上しています。
ドアの開口部も広く、ルーフラインも水平のために乗り降りも楽に行えます。
3人がけを考慮してシートバックもシートもフラットな形状になっていますが、若干センタートンネルの張り出しが大きめです。
とはいえ、いざとなったら5人乗れるのは軽自動車に対して大きなアドバンテージでしょう。
【パッソ 荷室の広さは?】
モデルチェンジによりホイルベースが延長された分は後席足元の拡大に使用されたので荷室の長さは若干短めです。
とはいえ容量は193Lを確保しており、ベビーカーやゴルフバッグなど先代で搭載できたものを載せられる分のスペースは確保されています。
もちろん後席を倒して簡単に荷室を拡大できます。
荷室と倒した後席に若干段差は残りますが使い勝手は標準的で悪くありません。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
コンパクトながらベンチシートを採用したりするなどパッソの室内空間はよく練られている印象を受けます。
このあたりはさすがダイハツ、軽自動車で養ったノウハウがよく活かされているのでしょう。
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