軽トラからスーパースポーツまで、車ならなんでも大好きな自動車ライターの元塚です。
日産マーチは初代デビュー以来、エントリカーとして日産を支えてきました。
ドイツ車やフランス車ほどではないですが、年々サイズが大きくなる国産車の中にあっても、コンパクトな車体をキープしています。
かつては、多少室内が狭くても、日産最小車種ということで、「仕方ないか」と思われてきた節があります。
しかし、現在は、軽自動車をあっても普通車をしのぐほどの広さの車が普通になり、ユーザーの見る目も厳しくなってきています。
はたして、現行型マーチは、そういった軽自動車にも対抗できるような広さを確保しているのでしょうか。
今回は、マーチの室内空間についてみていきましょう。
【マーチの室内空間:運転席】
運転席に座った瞬間に思うのが、シートのサイズが小さい、ということです。
ちょっと大柄な男性が座ると、外から見て違和感を感じるほどシートがコンパクトです。
また、座面の長さも短めな上にラウンドした形状で、太ももの裏側のサポートが足らない印象があります。
おそらくこれは、小柄な方、あえていえば女性が乗ることを想定してシートの大きさを設定したせいではないかと思われます。
一方で、最近の車は空力との兼ね合いや剛性確保のためか、ウィンドウ部分が小さく、視界も狭くなりがちな傾向があります。
マーチは、初代からの美点である視界の良さをしっかり伝承されているのは良い点ですね。
インパネの品質感はデビュー当初よりは改善されたものの、品質感の向上著しいコンパクトカー、軽自動車の中にあっては造形もやや古く、魅力に乏しいのは残念です。
【マーチの室内空間:二列目】
フロントシート同様、シートバックも小さめです。
足元のスペースも、最近の軽自動車よりも狭く、あまり後席には力を入れていないようすがうかがえます。
実際には座面も厚みがそこそこあって、アップライトな姿勢になることから座れなくはないのですが。
最近の車には珍しく、センタートンネルが少し盛り上がっていることや、車幅が狭いことから実質2人掛けと考えた方が良いでしょう。
ドアは広く開くので、乗り降りは一見しやすそうですが、サイドシルが高く、子供さんやお年寄りにはあまり親切な設計とはいえません。
【マーチの室内空間:荷室】
マーチのトランク容量は、先代マーチと同等の251リッターを確保しています。
コンパクトカーとしては標準的なサイズですが、開口部の形状を工夫して荷物自体は積みやすくなっています。
シートバックは簡単に倒せますが、倒してもフラットにはならず、荷室との間に段差が残ります。
最近の車はこの段差を吸収するために、荷室の床を底上げしてアンダートランクを設けることが多いのですが、マーチはそういった工夫は見られません。
【まとめ】
全般的に見て、マーチの室内については他車のコンパクトカーと比較して、目立った「売り」になる部分は見られません。
オーソドックスといえば聞こえはいいのですが、パッケージング上の工夫はなく、積極的にマーチでなければ!と思わせる魅力が薄いのは残念です。
室内空間を重視するのであれば、少し車体は長くなりますが、価格も意外に接近している同じ日産のノートの方をおすすめします。
最近なんでみんな下取りをディーラーから一括査定会社にしているんですか?
今はディーラーで3万円しか値がつかない車が、実は50万円で売却できることもあるんですよ。
え?どうしてですか?
なぜかというと、ディーラーは車を売る専門。買取業者は車を購入するのが専門。なので、ディーラーは適正な価格をあまり知らないんです。
へ~、そうなんですね。
まだ売却を考えていなくても、今すぐあなたの愛車の市場価値を知っておくことが大事です。あなたが思っている以上に高く評価される可能性もあるので、憧れのあの車をゲットする日が1年早くなるかもしれません。
お!それは嬉しい!ちなみにどんな買取業者がおすすめですか?
今はこちらの一括査定会社3社がおすすめです。
じゃ、さっそく査定だけでもしてもらいます!ちなみに無料ですよね?
はい!もちろんです。45秒で簡易査定は終わりますよ。
1位 ズバット車買取比較
参加している車買取業者が211社とめちゃくちゃ多い。
累計利用者数100万人突破!
年中無休のカスタマーサポートの安心対応
→ズバット車買取比較公式ページはこちら
2位 カーセンサー
リクルートが運営する車買取り業者
大企業が運営しているので安心です。
→カーセンサー公式ページはこちら
3位 車査定比較.com
全国200社以上の買い取り業者
電話対応可能
→査定比較.com公式ページはこちら