軽トラからスーパースポーツカーまで、自動車ならなんでも大好きな元塚です。
マツダデミオは2014年7月にフルモデルチェンジを受け、クラス初の1.5Lスカイアクティブ・ディーゼルターボエンジンを搭載し、発売と同時に大ヒットとなりました。
そして2014年の日本カーオブザイヤーも受賞するなど評価も上々です。
燃費が良いことで注目のディーゼルターボですが、実燃費はどうなのでしょうか？また、車両価格の安いガソリン車と比較してはたして元は取れるのでしょうか？
ということで今回はデミオの実燃費について迫ってみます！
【カタログ燃費】
6ATのFF仕様ではディーゼルターボ車が26.4km/L、ガソリン車が24.6km/L（いずれもJC08モード）。
ライバル車のノート e-powerの燃費34.0km/L、アクアが37.0km/L、フィットハイブリッドが33.6km/L（いずれもJC08モード）と数値だけ見るといまいちに見えます。
しかし、軽油価格はレギュラーガソリンに比べて約20円は安い！ということで実際にはライバル車と燃料費では同等でしょう。
【実燃費】
webから意見をひろって実燃費をチェックしてみました。
いずれもフル乗車ではなく2名ないし1名乗車の数値です。
シチュエーションや運転の仕方で実燃費は大きく変化するので参考データと考えてください。
・ディーゼルターボ車
高速道路中心の燃費：24～28km/L
郊外・幹線道路の燃費：19～22km/L
市街地（渋滞有り）の燃費：17～20km/L
・ガソリン車
高速道路中心の燃費：20～23km/L
郊外・幹線道路の燃費：16～19km/L
市街地（渋滞有り）の燃費：14～17km/L
実燃費、カタログデータから大幅な落ち込みは見られません。特にディーゼルターボは低回転から強力なトルクを発生させるのであまりエンジンを高回転域まで回さずに走行できることが強みです。
【まとめ】
ディーゼルターボ、実燃費でも前評判どおり好記録ですね。
しかも低回転からガソリンエンジンでいえば2.5L並のトルクを発生させているので単なるガマン車ではなく積極的に運転を楽しめるのもポイントです。
またディーゼルターボにばかり注目が集まりがちですが、スカイアクティブテクノロジーを駆使したガソリン車の実燃費もなかなかのものです。
スタイリッシュなデザインや高い品質の内装に惹かれた方ならディーゼル車との価格差（実質約25万円）を考えれば、こちらを選ぶのもありでしょう。
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