軽トラからスーパースポーツカーまで、自動車ならなんでも大好きな元塚です。
小型車づくりでは定評のあるスズキから2016年2月に国内販売が開始された最小SUV、それがイグニスです。
ホンダヴェゼルやマツダCX-3、トヨタC-HRなど最近はコンパクトSUVが人気ですが、イグニスの特長はなによりコンパクトなこと車高こそ1.6mを超えますが5ナンバーにしっかり収まり日常の使い勝手にも優れいています。
全グレードマイルドハイブリッド仕様ということでやはり気になるのは燃費性能。
イグニスの実力を見て行きましょう。
【イグニス：燃費は？】
2WDで28.0～28.8km/L、4WDで25.4km/Lとなっています（いずれもJC08モード）。2WDの差はタイヤサイズによるもので、基本的にはエンジンなどの仕様は全グレード共通です。
車のキャラクターから4WDを選択する方も多いでしょうが燃費の落ち込みが比較的少ないのは安心材料ではないでしょうか。
マイルドハイブリッドならではの燃費の良さが印象的です。
【イグニス：実燃費は？】
実際の燃費はシチュエーションや乗車人数、当日の天候など様々な変動要因があるので前後のぶれはあるので以下の数値はあくまで参考データとしてください。
FF車では高速道路で特別にエコランをしなくても25km/L程度のようなので、燃費を意識すればもっとカタログ値に近い数値になる可能性があります。
一方、街乗りでは渋滞も含めて15km/L程度。ストップ＆ゴーをかなり繰り返す燃費テストにはかなり厳しいシチュエーションでこの数値であれば充分及第点ではないでしょうか。
【イグニス：低燃費の秘密は】
イグニスのパワーとレーンには全車マイルドハイブリッドが採用されています。本格的なハイブリッドと異なりモーターだけで走るほど大容量のモーターは採用していませんがアイドリングストップからの再始動と発進後の加速アシストを発進時から約100km/hまでの間最大30秒間も行います。
これに加えてFF車で880kgという軽量なボディが効いています。
【まとめ】
イグニスの燃費、かなり好評価を与えられるのではないでしょうか。
なんといっても実際の走行パターンからかけはなれた「燃費スペシャル」ではなく、基本の部分をしっかり見直すことで低燃費を実現しているので購入後にカタログ燃費と実燃費の落差でがっかりすることはなさそうです。
軽自動車に近いコンパクトなボディには余裕があるエンジンの組み合わせが実燃費のよさにつながっているのでしょう。
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