軽トラからスーパースポーツまで、車ならなんでも大好きな自動車ライターの元塚です。
3種類の異なるキャラクターの仕様を取り揃えてデビューし、話題になったダイハツキャストですが、実は売れ行きはいま一つです。
直近のデータでは3種類合わせても毎月3000台程度にとどまっていて、同じくムーヴがベースのムーヴキャンバスが、単一仕様(エンジンも自然吸気のみ)であるにもかかわらず毎月6000台と、倍近い売り上げを上げていることと比較すると物足らなさが理解できると思います。
いったい、キャストの何がユーザーからの支持を得られなかったのでしょうか?
今回は、キャストの「ここがダメ」というポイントをレビューなどから拾ってみていきます。
【キャストのここがダメ:キャラクターが不明確】
キャストはお洒落な街乗り車の「スタイル」、SUV風味の「アクティバ」、そしてスポーティな「スポーツ」と3つの異なった仕様が話題となりました。
しかし実際にはエンジンは共通、エクステリアデザインも細かな部分が違っているだけでほぼ共通のため、メーカーが言うほどには差別化が図れていないようです。
例えば、アクティバは、スズキがハスラーを大ヒットさせたことに影響して開発されたものですが、本格的なSUVのミニチュア版のようなハスラーに比べると、アクティバは普通の軽といったイメージ。
スポーツも同様に、「コペンの4シーター版」とダイハツ側ではアピールしていますが、車高も高いし、もともとのプロポーションがハイトワゴンなのでスポーツイメージを強調するのも限界が。
いずれのタイプもちょっと中途半端な印象なのが残念です。
【キャストのここがダメ:「あの車」に似たエクステリアデザイン】
ベースになったスタイルをパッと見た瞬間、「これ、ミニみたいじゃない?」と思う方は少なくないでしょう。
丸目のヘッドライトにスクエアなラジエーターグリル、四隅で踏ん張るタイヤ、オプションの白いルーフ(デザインフィルムトップ)を選択するとなんだかBMWミニのミニチュアのような印象になります。
開発時のデザインスケッチには、もう少し幅広で車高が低く描かれた、BMWミニの模写のようなものまであり、ちょっとオリジナリティにかけると言わざるを得ません。
ダイハツでは、キャストにはミラジーノの後継車でもある、と説明していますが、そもそもそのミラジーノ自体がクラシックミニの模倣のようなデザインだったわけで…
【キャストのここがだめ:積極的に購入するだけの特徴がない】
キャスト、ムーヴをベースにしているだけあって、車としては非常によくでてきいます。
ただし積極的に選びたい、と思わせるだけの特徴に欠けているのが気になります。
広さでいえば、同じダイハツにはムーヴやタント、ムーヴがあります。
スポーティな車でいえば、スズキアルトRSターボの軽量で切れの良い走りにはかないません。
軽のSUVとしてはスズキハスラーのユニークさに惹かれる人の方が多いでしょう。
現状だと、このBMWミニに似ているデザインぐらいしか積極的に選ぶ理由がないというのが正直なところです。
【まとめ】
何度も繰り返しますが、キャスト、車としては非常によくできています。
ただやはり中途半端に3タイプに分けてしまったことが、インパクトを弱めてしまったのではないでしょうか。
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