軽トラからスーパースポーツまで、車ならなんでも大好きな自動車ライターの元塚です。
「マッチのマーチは、あなたのマチにマッチする」、という今聞くとちょっと恥ずかしいキャッチコピーとともに初代マーチが登場したのは1982年のことでした。
それから30年以上、マーチは日産のエントリーカーとしての役割を担い、現在は2010年にデビューした現行型で4代目となりました。
モデル末期でも毎月5千台近くを販売していた3代目に比べると、現行型は存在感が薄れているようで、月間販売も千台ほどで新車販売台数の30位にも入らない状況です。
今回はそんなマーチのここがダメ!というポイントをインプレや口コミで探っていきます。
【マーチのここがダメ!:デザイン】
イタリアの名デザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロが関与したと言われ、同時期のフィアット・ウーノとの近似性も指摘された初代に始まり、2代目、3代目とマーチはエクステリアデザインも非常に好評でした。
特に3代目は、パッケージングやメカニズム的には評価は高くなかったのですが、キュートなデザイン、豊富なカラーバリエーションで積極的に「これが欲しい!」と思わせるような力がありました。
しかし現行型は、どことなくつかみどころがないデザインになってしまい、「旧型の方が良かった」と、これまでのユーザーを落胆させる結果になってしまったようです。
日産も、「これはまずい」と、マイナーチェンジで日産共通のVモーショングリルを取り入れたりしましたが、全体の印象を変えるまでには至っていません。
【マーチのここがダメ!:走りがダメ】
マーチには、当時新開発の直列3気筒DOHCエンジンが搭載されました。
同じ排気量であれば、気筒数が少ない方が低回転域で力強く、燃費にもプラスになる一方で、3気筒特有の振動や軽い音はアイドリングストップで目立たなくする、と非常に理詰めの設計でした。
しかし、それまでマーチが搭載していた4気筒エンジンに比べるとスムーズさに欠け、評価を下げてしまったようです。
ここで後にノートに搭載されたスーパーチャージャー仕様や、VWのように、ターボチャージャーを追加したエンジンを用意しておけば、マーチ全体の評価も変わったと思うのですが。
ノイジーで、力がなくて、なんだか安っぽいというイメージがついてしまったのが痛いところです。
【マーチのここがダメ!:全体的に安っぽい】
マーチは知っている人はご存知でしょうけれど、実はタイで生産された輸入車です。
当初はそれで色眼鏡で見る人もいたのですが、タイの工場の実力そのものは非常に高く、また国内に入ってきてからは入念にチェックを行っているため、生産面での品質そのものは低くありません。
それよりも、もともと日産の設計がコストダウン最優先だったことが、パネルの合わせ目のすき間が大きいなど、細部の詰めの甘さにつながったように思えます。
これは日産だけではなくて、三菱もミラージュで同様の失敗をしていますが、マーチは3代目が少なくとも見た目の品質感は上々だったことから、落差が激しかったのかもしれません。
【まとめ】
かつてのマーチの評価の高さをよく知っているだけに、現在のマーチの状況は非常に寂しいものがあります。
欧州市場では、「マイクラ」(マーチの海外名)の試作車がモーターショーで発表されましたが、ボディサイズは3ナンバーとなり、国内でのマーチの後継車には到底なりえないものでした。
日本のベーシックカーの基礎を担ってきた車なので、日本市場からフェードアウトしてしまうにはあまりにも、もったいないと思うのですが。
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