軽トラからスーパースポーツカーまで、自動車ならなんでも大好きな元塚です。
今回で三代目となったトヨタパッソですがダイハツが中心になって企画から開発、生産まで手がけているのが特長です。
これまでもパッソ（ダイハツ版は「ブーン」）はトヨタとダイハツの共同開発でしたが、軽自動車のノウハウを活かしてさらに積極的にダイハツが関与してまとめあげています。
先代はトヨタが販売していただけあって、そこそこは売れましたが、走りやインテリアの品質面について市場から非常に厳しい評価があったのも事実です。
フルモデルチェンジではその反省を活かし、しっかりレベルアップされているようです。
ということで今回は各モデルの仕様や装備、価格の面から違いを比較していきます！
【パッソ：グレード構成は？】
パッソ、エンジンは1.0L直列３気筒１種類ですが外装デザインに標準モデルの「X」と上級モデルの「モーダ」の2種類が用意されています。
Xは初代パッソのようなプレーンなデザイン、モーダはダイハツの軽自動車キャストを思わせる丸形ヘッドライトが特徴的です。
グレードはXがベースモデル、Lパッケージ、Gパッケージの３種類でベースモデルとLパッケージには安全装備のスマートアシスト2がついたパッケージ（「X”S”」「Lパッケージ”S”」）が用意されます（Gパッケージには標準）。
モーダは標準とGパッケージの2種類で標準車にはスマートアシスト2がパッケージされたものが用意されています（モーダ”S“）。
【パッソ：グレードによる違い】
パッソを選ぶ時は安全装備のスマートアシスト2が必須条件です。緊急自動ブレーキは万一の時に安心ですし、今後は標準装備化されていくでしょう。
価格は６万4800円と割安なので付いているパッケージ（“S”が目印）を選ぶようにしましょう。
価格の安さを重視するなら標準グレードの「X”S”」ですが、キーフリーシステムとオートエアコンが付いた中間グレード、「Lパッケージ”S”」がもっともお買い得と言えるでしょう。
これでも緊急自動ブレーキがついたホンダフィット「13G・Fパッケージ」に比べても約17万円安くなります。
モーダの方であればモーダ”S”がおすすめですが、装備が近い標準モデルのLパッケージ”S”（131万7600円）に比べて約18万円高（149万5800円）になるのでモーダのデザインがよほど気に入っているのでなければおすすめしません。
なお、ナビやオーディオは付いていないので好みのものをオプションで追加する形です。
ナビはスマホで代用するから不要、というのであればUSB/CDチューナーなど３万円以下からオーディオが用意されています。
【パッソ：ダイハツブーンとの違いは】
パッソを開発したのはダイハツですが、そのダイハツからも「ブーン」として発売されています。
グレード構成、価格についてはほぼ同じですがブーンの4WDは標準で寒冷地仕様となっていることから若干価格が上となっていたり、細かな違いが見られます。
【まとめ】
パッソはトヨタカローラ店のみで販売されています。月間販売目標は5000台で、ダイハツブーンは1000台となっており、数を多く売る必要がある分パッソの方が良い条件は引き出せるようです。
とはいえ値引きは販売店によっても異なるのでダイハツのディーラーでも確認しておくことをおすすめします。
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