軽トラからスーパースポーツカーまで、自動車ならなんでも大好きな元塚です。
ダイハツタント、元祖スーパーハイトワゴンとして高い人気を誇ります。最近の販売台数こそホンダのN-BOXに負けていますが、あちらは派生モデルであるN-BOXスラッシュやN-BOX＋も含んでの販売台数なので実質両車の人気はイーブンといっても良いでしょう。
タントは売れ筋車種らしくグレードも多く用意されているので、どれを選べば良い？と迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回はタントのグレードについて解説していきます。
【タント：どんなグレードがあるの？】
タントは大きくわけると標準車とカスタムの２種類です。
もともとタントは子育てや女性イメージを強かったのですが、男性でも積極的に選びたくなるよう外観を派手にした「チョイ悪化」モデルがカスタムです。
発売当初はターボがカスタムでしか選択できないなど、エンジンラインナップにも違いがありましたが、現在はカスタムでも自然吸気とターボが選べるようになっています。
標準車は「L」「X」「G」の三種類ですが、ユニークなのは大きな違いがパワースライドドアの有無という点です。
「L」は左右手動、「X」は左側のみパワー、「G」は両側パワースライドドアとなっており、X系にはターボ仕様がラインナップされています。
カスタムは自然吸気の「X」とターボ仕様の「RS」の２種類です。
【タント：自然吸気とターボどちらがおすすめ？】
タントはターボなしモデルでも前後にコーナーでの安定性を高めるスタビライザーが標準装着されているのが特長でしっかりした走りを実現しています。
標準車で比較すると「X」のターボ車で約8万円高（FFで143万円）となります。
燃費は落ちますが長距離を走ったり山坂路が多い場合にはターボ仕様がおすすめです。
さらに走りにこだわるならタイヤが15インチとなるカスタムの「RS」ですが、価格はさらに上がる（FFで164万円）のでお好みで。
【タント：おすすめグレードは？】
標準車は基本スライドドアの違いによるものなので、とにかく安いモデルが欲しい！というのであれば「L」になりますが、パワースライドドアの便利さは捨てがたいのでやはりおすすめは「X」です。
4人乗りで使う機会が多ければ「G」がおすすめですが、ターボ付きが選べないのがネックです。
カスタムはターボ（RS）だと12万円高になります。
ターボの有無だけでなくタイヤも15インチになるので充分リーズナブルですが、単にカスタムのデザインが気に入っているのであれば「X」で充分でしょう。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
タントはワイドなグレード構成ですがその違いは比較的わかりやすいのが特長です。
必要な装備、ターボの有無など、それぞれ要不要を使用状況に合わせて選択していけば良いでしょう。
なお、どのモデルにせよ安全装備の追加された「SA2」（約5万円高）を選ぶことは必須です！
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