軽トラからスーパースポーツまで、車ならなんでも大好きな自動車ライターの元塚です。
アルトワークス、ほんとうに久々の復活です。
なんでも、スズキ自身もともとは復活させる気は全くなく、そのためにアルトには久々に設定されたスポーツモデルには「ターボRS」というグレード名を新たにつけていたぐらいです。
ところがターボRSを発表したところ、「MT車はないのか？」から始まり、「ワークスの復活はないのか？」と意見が出てスズキもその気になってアルトワークスを開発した、ということのようです。
今回はそのアルトワークスと軽スポーツのライバルたちを比較してみます！
【アルトワークスVSダイハツコペン】
ダイハツコペンはミライース（旧型）をベースに開発したオープン２シーターのスポーツカーです。
エンジンはアルトワークスと同じくターボ仕様で必要十分なパワーですが、オープンにしたことによる重量増（800kg台）がちょっとネックに。
ボディもオープンであることを考えれば十分ですが、サイドウインドを下ろした状態だとAピラーが微妙に揺れるなどクローズドボディ並みとまではいきません。
コペンは電動で開く屋根や駆動方式がFFということを考えればガチで走るというよりもちょっとおしゃれな２シーター車と考えた方が良いでしょう。
ガチで走るのであればアルトワークスの方をおすすめします。
【アルトワークスVSダイハツキャストスポーツ】
キャストはスズキのハスラー対策？としてデビューしたアクティブなイメージの新ジャンルカーですが、中でも専用パーツで走りを強調したのがキャストスポーツです。
ちょっとBMWミニを思わせるデザインですが、ベースはムーヴです。
ターボエンジンを搭載していますが、やはりムーヴがベースということで車重はちょっと重めでコペンと同じく800kg台となっているのでアルトワークスのような軽快な身のこなしにはかないません。
またコーナーリングではアルトワークスよりも重心の高さも感じます。
アルトワークスほど内外装もスパルタンではなく快適で広く、ちょっとスポーティな雰囲気を味わうというなら良い選択でしょう。
【アルトワークスVSホンダS660】
ホンダがビート以来久々に発表したオープン２シーターミッドシップの軽スポーツ、それがホンダS660です。
専用設計のシャシー、ボディに直列3気筒ターボ、ちょっとアルトワークスは分が悪いか？
と、思いきや、サーキットなどに持ち込むとアルトワークスの方がパワフルで速い！という意見が。
なんといっても超軽量設計のアルトはS660 よりも200kgも軽いのが効いています。
専用設計のミッドシップスポーツが大量生産の実用車に負けるなんて…と思ってしまいますが物理の法則には敵いません。
【まとめ】
他の軽スポーツと比較してアルトワークスが際立つのはやはりその600㎏台という軽量設計です。
軽自動車には64psという自主規制値があるので軽量に仕上げることが動力性能向上のためにの最適解です。
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