どっちがいい？比較をコンパクトカー対決！
今回の勝負はこちら！
ソリオと、タンクです！
ソリオは、スズキから販売されている1.2Lエンジンを搭載したコンパクトカーです。
タンクは、トヨタから発売されています。
1.0Lエンジンを載せた2016年から販売されている、最近の車です。
どのような勝負になるでしょうか？
【ソリオVSタンク】評価は？
ソリオとタンクの評価について調べて行きましょう。
ソリオ
ソリオは実はスズキ・ワゴンRです。
というのも、軽自動車ワゴンRの上位クラスとして作られた車がベースになっているんです。
だから初めは「ワゴンRソリオ」と呼ばれていました。
あまりに人気があるため「ソリオ」だけが独立して現在に至るわけですね。
そんな流れからソリオの評価も大変高評価です。
コンパクトカーがまだ認知され始めた段階から、今までずっと強い人気のある車種です。
タンク
タンクは、コンパクトカーが人気になってきた段階で満を持してトヨタが発表したコンパクトサイズの車です。
そのため、軽自動車からワンランク上のサイズの1.0Lエンジンになっています。
タンクはこのエンジンクラスの中では室内が広く作られていて、トヨタのお店でコンパクトカーを買いたいというお客さんには大人気です。
タンクは兄弟車としてトールやルーミーなど同じ構造で見た目が少し異なる車がいろいろな販売店で売られています。
そういう意味では、コンパクトカー市場が成熟してきた段階で生まれたいいとこ取りの車とも言えそうです。
【ソリオVSタンク】高速は？
高速道路での比較です。
高速道路で必要になるものは、なんと言っても速さです。
そして、この速さを出すには、大きな排気量のエンジンが大切だと思います。
ソリオは、排気量1.2L、一方のタンクは排気量1.0Lなので、排気量で比較すればソリオの方が高速道路では余裕がありそうです。
この問題を解決するために、タンクにはターボ車があります。
ターボ車はエンジンにより多くの空気を送り込んで、強い力を引き出すものです。
軽自動車や、排気量の少ない車には強い加速力を出すためにターボが付いているグレードがよくあります。
値段が少し高くなってしまうので、高速道路をよく使われる方は排気量の大きな車かターボ車を選ばれるのが良いと思います。
高速道路での勝負はソリオの勝ちです。
【ソリオVSタンク】馬力は？
速さを出すために必要になるのは、馬力でしょう。
ここでは馬力について比較してみたいと思います。
- ソリオ 91PS
- タンク 69PS
- タンク（ターボ） 98PS
このような結果になりました。
やはりソリオは1.2Lエンジンということもあってタンクのノンターボ車の1.3倍ほど馬力があります。
しかしタンクのターボ車となると98PSとソリオと変わらない馬力を手に入れています。
ここで価格についても調べてみると、
- ソリオ 1,459,080円〜
- タンク 1,463,400円〜
- タンク（ターボ） 1,803,600円〜
このようになります。
ソリオはタンクのターボ車と同じ馬力なのに値段はノンターボと同じくらいです。
ソリオは馬力があるのに価格が安いということになるでしょうか。
馬力勝負もソリオの一歩リードです！
【ソリオVSタンク】乗り心地は？
最後にソリオとタンクの乗り心地について調べて見たいと思います。
乗り心地について比較するには、室内空間を比較することもひとつの方法ではないでしょうか。
ということで室内空間について調べてみました。
（長さ×幅×高さ）
- ソリオ 2,515×1,420×1,360mm
- タンク 2,180×1,480×1,355mm
この数字を見てみると、ソリオの方が長さ、高さでは広いものの幅ではタンクのほうが広くなっています。
縦、横、高さから容積を調べてみると、
- ソリオ 4.85立方メートル
- タンク 4.37立方メートル
となります。
ソリオの方が室内空間が広いと言えそうです。
【ソリオVSタンク】まとめ
ソリオとタンク、いろいろと比較してきました。
コンパクトカーとして長く第一線に立ち続けているソリオは、馬力や乗り心地などやはり考えぬかれている面が多いように感じます。
今回の勝負でどちらがよいかと考えると、今回はスズキのソリオを選びたいと思います。
ソリオは軽自動車ブームを作ったワゴンRから更にワンランク上の性能を持つ車を目指しているため、軽自動車の良い所は残しつつ、足りなかったところを補うことにうまく成功しているように思います。
タンクは、これも軽自動車メーカーとして有名なダイハツが中心になって作った車ということですが、排気量がソリオより少ないところからどうしても高速道路などのエンジンの大きさが重要な勝負では不利になってしまいます。
ソリオもタンクも、不満点としては路面からの突き上げを強く感じたり、ノイズが大きいなどコンパクトカー特有の問題も同じように抱えています。
そのため、他の視点から見ればタンクの方が優っている部分もいくつもあると思います。
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